顧客生涯価値を考える

こんにちは。

咲本です。
このブログは、ピアノ教室で成功したい方を応援することが目的です。
たくさんのピアノ教室運営のヒントを掲載していきたいと思います。

私の知っている知識や経験を少しでも皆さんの役に立てればと思い、生徒さんを増やすコツや、満足度をアップさせる方法などを書いていきます。

はじめての方は、こちらをご覧ください。
http://ameblo.jp/plusit/entry-10697105490.html


顧客生涯価値って聞いたことありますか?
ライフタイムバリュー(LTV)などとも呼ばれています。

一人のお客さんが、一生涯であなたのサービスに対して支払ってくれる金額の合計が顧客生涯価値となります。
例えば、あなたのピアノ教室の月謝平均が8000円だったとします。また入会してから、退会するまで何年通っているかを調査してみると、平均が3年という結果だったとします。

この場合のライフタイムバリュー(LTV)は、
8000円×36ヶ月=288,000円です。
正確には、入会金や発表会などの利益なども足す必要がありますが、今回は分かりやすく省略しています。

今回は仮に3年平均の継続率と仮定していますので、288,000円ですが、これが5年平均になると、480,000円になります。ながく通ってもらうことがすごく大事だということが分かってもらえますよね。

今回は、長く通ってもらう方法ではなく、広告費という観点からライフタイムバリューを考えてもらいたいと思います。

あなたの教室の生徒さんのライフタイムバリュー(LTV)が、288,000円だったとします。
1人入会すると、28万8千円のお金をいただけるということですね。

仮に12万円の広告をしたとします。そして1人の生徒さんが入会しました。

すごく単純計算なんですが、ライフタイムバリュー28万8千円-広告費12万円=16万8千円の利益となります。

ここから、電話代や自分の人件費など、かかりますが、実は1回の広告で1人でも入会すれば大抵はプラスの収支になります。

広告に臆病になることが、実は将来の収入を減らしているとも言えるんですね。

もちろん、生徒さんの継続率が1年ももたないようであれば、大赤字になってしまいますし、1人の入会でOKだと考えて広告ばかりしていたら、手持ち資金が無くなってしまいます。ライフタイムバリューは、すぐに貰えるお金ではなくて3年後にすべて回収できるお金ですからね。

収支のバランスが大事なのはいうまでもないですが、ほとんどの人はライフタイムバリューという考え方がないので、広告に投資することを恐れてしまいます。

まず、あなたは、自分の教室の生徒さんのライフタイムバリューを調べてみてください。一人の生徒さんから合計いくらのお金を頂いているのか・・・その金額を知ることは本当に大切なことです。

その金額を知ると、1本の問い合わせの大事さを感じます。広告はいくらぐらい使っていいのかもわかります。継続率を高めることがどれだけ大切なことかも理解できます。

すべて顧客生涯価値が基準になっているんです。

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