ピアノの先生は、どこまでビジネスの勉強をすればいいのだろうか?
ピアノの先生は、どこまでビジネスの勉強をすればいいのだろうか?
確かに、マーケティング、マネジメント、ファイナンス、セールス、コーチングスキル、パソコンスキル、ピアノ教室をひとつの会社と考えればたくさん勉強しなければならないことがある。
ピアノの先生もビジネスオーナーなので、これらのことを勉強して理解しているに越したことはない。
でも、これらをすべて一人で勉強してというのには、無理があるのではないだろうか?
できるかもしれないけれど、それにはかなりの時間が必要になる。
それよりも、その問題に直面したときにアドバイスを受けられる体制があったほうがいいのではないだろうか?
例えば、今回の楽譜支援の話
例えば、今回の楽譜支援の話。今は、良い方向に進んでいると思う。被災者のニーズを汲み取りながら、進めていることが感じられるので。
だから、もう特に発言することはない。ただ応援しているだけ。これからたくさんの被災者が楽譜を受け取って喜んでいる報告がブログでみれることを楽しみにしている。
分かりやすいので楽譜支援を例に書かせていただく。
この「楽譜支援」、ビジネスの経験がある人、ビジネス書をたくさん読んでいる人なら問題点にすぐ気づく。
今回の支援の問題点は、在庫をストックする方法を選択したことだと思う。
これは、情報を流通させればいいだけのことなのに、ストックステーションを作り在庫をストックするという選択をしてしまった。
ビジネスで考えれば在庫をたくさん抱えるということは、絶対あってはいけないタブー。
トヨタ生産方式の本や、ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
という本を読めば、答えは書いてある。
ピアノ教室の仕事だと「在庫」というものがないので、あまり知らないと思うが、セブンイレブンやユニクロなど商品を扱っているところならどの会社でも、「在庫」というものに最も神経を使っている。セブンイレブンなんて本当にすごい。時間単位で在庫を確認して、天気や売れ行きを細かくチェックして商品管理をしている。在庫を置けるようなスペースがないので、究極まで頭を使い、情報で在庫を無くす努力をしているのだ。
今回の楽譜支援をシンプルに考えると、「余っている楽譜を持っていて被災者を支援したいという人」と「被災して楽譜がなくて困っている人」をマッチングすればいいだけの話です。仲介業と同じ仕組みなんです。よって、ピアノの先生から楽譜を郵送で受け取らずに、「タダで配っていい楽譜がある」という情報だけ集めてリスト化すれば良かったのだと思う。
1つウェブサイトを作り、ピアノの先生が余っている楽譜を自分で登録できて、また楽譜を探している先生は自分で検索できる、そんな形のシステムを作れば成り立ちます。
以上、いろいろと書きましたが・・・
ピアノの先生にビジネスの能力まで求めるのか
このようなことを、ピアノの先生に求めるのか・・・というのが今回のトピックです。
普通、そんなところまで理解している先生なんていないですよ。考えつかないことが普通なんです。だってそんな経験ないですから。
正直なところ、ピアノの先生は、どこか企業で働いていたという経験が少ないから、ビジネスの世界では当たり前のことも、見落とす可能性が高い。逆に言えば、だからちょっとビジネス的な観点でピアノ教室を運営すれば、生徒が集まる教室を作ることも可能だといえるのだか・・・。
何かこれを形にしたいなぁと思っています。
こんばんは♪
私は未だに「もしドラ」すら読んでないのですが…。
買うにしても本棚が本、CDの在庫?で溢れかえっています。「楽譜以外借りて読めるものは図書館で借りよう。」と思い順番待ちしてる間に震災、図書館しばらく閉館。(-_-)
私は「本来教育はお金儲けにならない仕事」と思ってます。次世代・誰かに「これを伝えたい」という情熱と「ボランティア精神」抜きではこの仕事出来ません。
でも、仙人じゃないので生活費、教材費、楽器代等々かなりかかります。仕事続けるためにはほどほどに収入も必要。
楽譜や楽器、震災でなくともアマゾンなど巨大出版社を通さずに中古品のやりとりできたら便利ですね。
特に楽譜や音楽書は新潮社・音楽之友社など大きい版元でも絶版のものかなり。
咲本さんのような方がシステムを作って下さったらありがたいです。(他人任せですみません。)
たくさん生徒さんがいる教室の先生は指導技術だけでなく「経営能力」も絶対ある方とお見受けします。
この少子化の時代、独立行政法人になった国立大学はじめ、公立小・中・高校でも生徒集めは死活問題になってます。
「楽譜支援」についての感想、立ち上げた方、善意で寄付された方々には申し訳なく思っていますが、結果的に活動が良い方向に動きはじめた様子でホッとしています。
取り上げて下さってありがとうございました。改めてお礼申しあげます。_(_^_)_
さくららさん
こんにちは。メッセージありがとうございます。
楽譜支援、良い方向に動き始めた感じで良かったですよね。たぶん、みんなそれを望んでいたんだと思います。
被災地にいるさくららさんの声は、やっぱり説得力がありますよ。これからも、今まで同様自由にブログを書き綴っていってくださいね^^
「楽譜支援」の話、私は某サイトではじめから見ていましたが、今の咲本さんのブログでわかりました。
先日テレビでみたのですが、ある方が赤ちゃんや小さい子供の洋服とか必要なものを、欲しい人とあげたい人へ結ぶサイトを立ち上げ、仲介をしてお互いに喜ばれているという内容でした。
ネットの状態が被災地ではまだまだですが、こういう形の支援がいいなあとおもったところでしたので、まさに的を得たブログだと思いました。
私は普段は会社で働いている関係で、バランスシートとかマーケティングとか見ていますが、やはり二足のわらじは中途半端です。
咲本さんのように、すばらしいパートナーがいる奥様、本当に幸せだと思います。これからもご夫婦でがんばってくださいね。
Abe Mamiさま
コメントありがとうございます。
小さい子供の洋服などのマッチングサイト、いいですね!
ホームページとブログ見させていただきました。
週末ピアノの先生で、普段は会社で仕事ですか!凄いです。経歴も凄いし。。。
HPもブログも「悩み」を最初のほうに書いているところなど、さすが♪仕事でマーケティングとか見てるんからなんだろうなぁと感じました!
また、お気軽にコメントいただければと思います。
さくららさんや貴方方は支援者をどれだけ傷つけたか解ってますか?本来水面下でアドバイスできたはずです。もうこれ以上ブログのネタにしないで下さい。
怒っています さん
コメントありがとうございます。
匿名でコメント書くとそれこそ、陰口のようになってしまいます。
伝えたいことがあるなら、堂々と名前を名乗り、ブログで書いてくださいね。
傷つく人がいることは、最初から想定していました。だから、「問題提起」することに本当に迷いましたよ。でもそれでも、支援のあり方を考える良いきっかけだと思い、反感を恐れずに書いたのです。
私は「怒っています」さんのような反論のコメントも嬉しいので公開させていただきます。リアリティがでますからね。
「問題提起」をすることには、このようなリスクがあることも、皆さんに知ってもらいたいと思っています。
だから、慎重に言葉を選んで、間違った解釈をされないように、神経を使って文章を書きました。何度も何度も読み返しますので、通常のブログを書くより、5倍ぐらいの時間がかかります。
ピアノ教室のコンサルやコーチングをする先生達、またピアノ教室の人気ブロガーの先生達、みんなこの問題をスルーしています。デリケートな内容なので触れないでおくことが無難だということは、すごくわかります。私もそのつもりでした。
でも、私は以前ブログで「反感を買うことを恐れてはいけない」という記事を書いたことがあります。なんか言っていることと自分が違う行動をしているのでは?とこのとき思ったのです。
まず、「怒ってます」さんも、どのピアノ教室かわかるご自分のブログで、おもいっきり、気持ちを吐き出しましょう!
しっかりした内容の記事であれば、必ず共感してくれる人もいると思います。
私は是非、そのような記事も読みたいです。内容の濃い反論こそ、自分自身を成長させる良いきっかけだと思っているので、本当にその気持ちを知りたいのです。
本音でぶつかることによって、前進するんですよ。表面的な社交辞令のような意見交換では、あまり成果はでないんです。
ピアノの先生と生徒の関係もそうですよね。
すべてが本音では、ストレスが発生しすぎるので、あまり良くないと思いますが、時には心のこもった本音ををぶつけることで、生徒さんも成長することができると思います。
100%全員が賛同することなんて、議論の必要もありません。賛成50%、反対50%の議題をとことんディスカッションして、よい方向に導くために、言論の自由があるのだと思います。
先ほどフォローと、mixi チェックさせて頂きました。
「トヨタ生産方式」 仕事の合間に、在庫について、ずっと読んでいたので、あなたのhpに、深く共感しました。
同じ考えで、とても うれしいです。商業大学を卒業してからの、メーカー企業7年勤めながら、ピアノと、エレクトーンの教室の修行でしたので。
今すごく 教室の運営に販売促進や、popなどが役に立っています。
寄り道をして良かったです♪ Amazonも多く利用しております
これからも,がんばりましょう。
ciel さん
コメントありがとうございます。
メーカー勤務、素晴らしい経験ですね。コメントを読んでいると、その経験は絶対に教室運営で生かされていると思います。
僕の独りよがりなブログに共感していただき、嬉しく思います。
また、お気軽にコメントくださいね。