ピアノ講師はあまり知らない文章を書くときの黄金ルール
昨日の浅田真央選手の演技は、本当に感動しました。
4年間の努力・練習をこの数分間で表現しなければならない。
これは大変なプレッシャーだと思います。
そして、最後に「周りの人への感謝の気持ちで演技する」という大きな気持ちなったとき、
本当に素晴らしい演技ができたのだと思います。
素晴らしかったです。
また、周りのプロスケーターからも、ツイッターなどでたくさんのコメントが書かれていました。
たくさんの人が、浅田選手のスケートに感動し涙を流しました。
本当にたくさんの人に愛されているのだなと感じます。
小さい時から注目され、日本人のほとんどの人が浅田選手の頑張りを知っています。
そして初日、プレッシャーからか、たくさんのミスがでてしまったショートプログラム。
みんな自分のことのように心配し、励ましのメールやツイートを送っていました。
そして、見事なフリーの演技。感情移入度がハンパなかったです。
ジャンプごとに息を飲むような気持ちです。
心から「感動をありがとう」と言いたいですね。
このブログは、生徒募集に役立つ情報という観点で書いていますので、
1つ文章の書き方をお伝えします。
今回の浅田真央選手の演技で、あなたはどの部分に感動したのでしょう?
この部分に「感動する」もっとも重要なヒントが隠されています。
これはブログやホームページなど文章でも同じです。
ドラマも映画もすべて同じ構成になっています。
■感動するポイント1
小さな頃からの浅田真央選手の努力を知っていること。
その人のことをたくさん知れば知るほど、人はその人のことを好きになります。
よって、あなたのピアノ教室でも、この理論を活かしましょう。
あなたの感動したもの、感謝したもの、嬉しかったこと、悲しかったこと、たくさん人に知ってもらえれば、必ず、あなたのことを好きになってくれます。
■感動するポイント2
つらい体験を最初に書き、最後はハッピーエンドで。
感動するには、一度、凹む必要があります。今回のオリンピックでの浅田真央選手の場合、初日の演技ですよね。
失敗をして辛い思いをしています。
そして、フリーでは完璧な演技。涙と笑顔が凄く印象的でした。
また長期的にはスランプの時期があって、最後のオリンピックで最高の演技をしました。
このように、辛い体験をして最後にハッピーエンドになると、人間はものすごく感動します。
これが、例えばキム・ヨナ選手のような完璧な演技だと、あまり感動しないんですよ。
ショートも完璧、フリーも完璧。「凄い」って思うけれども、「自分とはちょっと違うなぁ」って思ってしまうんです。
感情移入をさせるには、人間味を出すことです。
自分と同じ、1人の人間なんだって思わすことです。そこに共感がうまれ、
どんどん応援したくなるのです。
よってブログやホームページで、この感動のプログラム要素を取り入れましょう。
たくさん、辛かった経験・努力していたことを書いてみてください。
そこで、まず文章の構成として凹ませます。
そして、文章の後半部分では、そのすべての経験が今の自分の糧となり、
一生懸命人生を楽しく生きているんだとアピールしてみてください。
最後はハッピーエンドで。
これが最も感動する文章の黄金ルールです。