同業者以外の社長から経営を学べ!

ピアノの先生は、いってみれば個人事業主。1つの会社の社長と同じ役割です。営業活動・経理業務・レッスンの提供、アフターフォローなど、すべての仕事を一人でやっているといっていい。
まあ大変です。かなりの情熱を持っていないと、それこそ体力が続かない。

 

経理をやったことがない人は、普段どんな帳簿を付けておけばいいのかを勉強しなければならないし、レッスンの質を上げるために、指導方法もセミナーなどで勉強しなければならない。
営業活動も同じです。生徒募集の方法は、時代の変化とともに、どんどん変わってきています。常にアンテナを張って、新しい技術やサービスを、自分のピアノ教室に照らし合わせて、活用できるかを考えていかなければならない。

ここで1つ、あなたに経営についてのヒントを提供したいと思う。

 

「生徒を集める方法を学びたい」と思ったとき、あなたはピアノ教室という基準で考える場合が多い。当たり前だけれども、教室を運営しているから、「ピアノ教室」というキーワードで生徒募集方法について探しだす。
でも、実は「ピアノ教室」というキーワード以外のところで、新しいアイデアは転がっている。

 

僕はこの前、デリヘルの社長と飲みにいった。※デリヘルを知らない人は、「デリヘル」で検索してみてください。
この社長、埼玉でいくつもデリヘルの店舗を運営している敏腕社長です。たぶんデリヘル業界で埼玉No1。ちなみに僕より若い^^
この社長との話は、本当に勉強になった。
デリヘルという業界は、サービス業の頂点といってもいい。風俗業なので、通常の広告活動がまったくできない。例えば、アメブロにアカウントを作って、普通にデリヘルのことを書いていたら、アカウントの強制削除になったみたい。しょうが無いので現在はライブドアのブログを使っている。
このように、ブログを使うだけでも規制される。事務所登録も警察に届けれなければならない。風俗業であるがゆえに、かなり営業活動を制限されている。

しかし、制限されているからこそ、頭を使ってリピーターになってもらう工夫を、たくさんしている。以前、この社長はホストクラブで働いていた。ホストクラブも同じで、サービスの徹底は半端じゃない。お店に来てもらった時間をどれだけ楽しませられるかに、ものすごく神経を使っている。盛り上げ方、会話の内容、また次回も来たいと思わせるようなトーク、「主役はあなた」と感じさせる演出。サービス業をしている人にとっては、すべてがお宝のような貴重な情報だった。

あなたの教室に活用できるアイデアは、他の業種から学ぶことができる。例えば「学習塾」、「ブリザーブドフラワー教室」、「整骨院」、「歯医者さん」、「料理教室」、「飲食店」、その他個人にサービスを提供しているところであれば、すべてがヒントになる。
僕がこのブログで書いていることは、ピアノ教室で実践していることだけれども、その元になっているアイデアは、ほとんど「不動産業」で学んだことだ。不動産での集客手法をピアノ教室に当てはめたにすぎない。よって「不動産業」からも学べるということになる。

 

セミナーに参加するのもいい。でも、たまにはちょっと変わったセミナーに参加してみてほしい。ピアノ教室とはまったく関係のないビジネスセミナーに。
「ツイッターの活用方法」だったり「フェイスブックの活用方法」だったり。
このようなセミナーに参加している人達は、大抵、勉強意識が高く、それぞれの会社で経営に携わっている人が多い。
名刺交換して、ツイッターで交流していけば、その情報があなたの財産になることは間違いない。

 

まとめ今回の記事を一言で表すならば、「同業者以外の社長から経営を学べ!」ということになる。

 

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