ドラマ「JIN-仁-」の「橘家のお弁当」を食べて感じた購買心理
明日、娘が誕生日なので、本日は1日前ですが母の家で誕生日パーティーをする予定です。先ほど、ケーキを買ってきました。昼飯をマックで食べようと思っていたのですが、マックに行く前にケーキ屋さんに寄ってしまった。順番が逆です^^。暑くなってきたので、車の中にケーキを置いておくのも気になったので、昼飯は、急遽マックからコンビニ弁当に変更し、自宅で食べることにしました。
コンビニ弁当は久しぶりです。
何を食べようかお弁当を見ていると・・・気になる弁当を発見。
それが、こちら、「橘家のお弁当」
パッと見ると、普通のお弁当です。しかし、この物語を知っていると価値が変わってきます。
これは、日曜日の夜9時からTBSで放送されているドラマ「JIN-仁-」にでてくる橘家のお弁当です。僕はこのドラマにかなりハマっていて、毎週楽しみにしています。
あらすじですが、
江戸時代へタイムスリップしてしまった現代の脳外科医・南方仁(大沢たかお)が、満足な医療器具もない中で幕末の人々の命を救ったり、その医術を通して幕末の英雄・坂本龍馬(内野聖陽)らとの交流を深めながら、公私に渡り支えとなる橘咲(綾瀬はるか)や吉原の花魁だった野風(中谷美紀)らと共に、自らも幕末の動乱に巻き込まれていく壮大なヒューマンストーリーです。
ドラマを見てない人はちょっとわからないと思うんですけど、橘咲(綾瀬はるか)が作る「揚げ出し」が主人公の南方仁(大沢たかお)の大好物なんです。ドラマを見ているとなんか、食べてみたくなるんですよね。
そして、それが現代のコンビニで売られていたんです!
それが先ほど紹介した、「橘家のお弁当」です。
「おっ、ドラマ-仁-の弁当か。食べてみようかな」おもわず、この弁当を手に取り、レジに行っていました。
今回の記事は、別にお弁当の宣伝をしているわけではありません^^
なぜ、この弁当を購入してしまったかということについて、考えてみたいと思います。この弁当を買うと決断させた一番重要なものがあります。
それがこのラベル。
このラベルがあるだけで、価値がガラっと変わります。
このラベルがないと本当に普通の弁当です。
たぶん、僕は購入してなかったでしょう。たった1枚のラベルによって、僕は導かれるように、レジにこのお弁当を運んでいたんです。
この経験から感じたことは、決して、「お弁当」という「物」を購入しているわけではないということです。このお弁当に関していえば、僕はドラマ-仁-の物語もいっしょに購入していました。このラベルがあることによって、ドラマの背景を思い出し、「揚げ出し」を食べるときは、南方仁の気持ちで食べているんです。その感情があるから、美味しいと感じたりするんですね。
これはピアノ教室にも当てはまります。以前「商品だけでは共感は得られない」という記事を書きました。
生徒さんや保護者の方達にあなたのピアノ教室の「物語」や「想い」の部分が伝わることによって、あなたの教室は、「普通のピアノ教室」から「特別なピアノ教室」に変わります。「普通のお弁当」から「ドラマ-仁-橘家のお弁当」に変わったように。
「この教室に通おう」と決める重要な要素になるのです。
教室に通ってからも、「こんな気持ちで頑張っている先生のところで教われて嬉しい」と思っています。あなたの想いが伝わっているからこそ、生徒さん達はレッスンに満足するのです。
「安道名津」も食べてみたい・・・^^
私も、Jin-仁-の大ファンです。
先日の最終回は、出かける用事があったため、録画していますが、まだ見ていません。結末がどうなったのか、気になりながら、時間が確保できません!
コンビニの店先で「安道奈津」を見つけたときは、思わず衝動買いを思想になりました。
そのときの手持ちがさびしかったので、思いとどまりましたが、今度見つけたら買おうと思っているのに、最近見かけません。
本当にそのとおりですよね。
そのお菓子そのもの、というよりJinのロゴが入っているか、いないかで購買欲がぜんぜん違います。
うまいなあと思いましたが、そこで自分の戦略!?に使うかどうか。意識が問われますね。.
コメントありがとうございます。
Jin、最高に面白いですよね。
たった一言、メッセージがあるだけで、価値は変わります。その一手間を惜しまず、価値を高めていきたいですね。気の利いた一言は、マーケティングの勉強を続ければ誰でも習得できる技術だと思います。