この企業は「アナログの良さ」と「デジタルの良さ」を本当に理解しているな
「さすがだな」と思ったこと。
僕はメルマガの配信に「オートビズ」というサービスを使っています。
この会社の提供しているサービスはステップメールと呼ばれるもので、登録者へ自動で、一定間隔に適切なメールを送ることができるサービスです。
2,520円/月かかりますが、過去のコンテンツも活かすことができて、メルマガ配信をしている人であれば、十分価値のある投資になります。
この会社のサービスを申し込んで「おっ、さすが」と思ったことがあります。
それは、1通のハガキです。
ステップメールというサービスを提供しているので、メールは得意中の得意でIT企業ですよね。しかし、申込み後に届いたのは、1通のハガキ。
それも、スタッフの似顔絵が書いてあって、社長が手書きで書いたお礼のハガキでした。
マーケティングを勉強していれば、この手法を知っている人はたくさんいます。もちろん、僕も知っていました。だから、他の人とはちょっと違う反応で「おっ、さすが」という感じになったわけです。でも、知らない人がほとんどなので「感動」します。間違いなく。
僕が「おっ」と思ったのは、これがバリバリのIT企業だからです。どうしても、メールで送るほうがラクですよね。でもそれをきっちり手書きで書いています。これを継続することはかなり大変なことです。
この企業は、アナログの良さとデジタルの良さを本当に理解しているなと感じましたね。
この話を読んで、あなたは何か感じましたか?
アナログな手紙の活かし方は、このように使うのです。ピアノ教室でも活かせます。例えば、体験レッスン後のお礼のハガキなど。
メールでももちろん十分効果があります。体験レッスンに来てくれたお礼をメールで送れば、入会率は間違いなく上がると思います。
さらにもっと効果を上げたい場合は、やっぱり手書きのハガキです。手書きで書かれたハガキのほうがさらに効果があることは間違いありません。手間をかけて手書きで書いてくれたという心配りに、人は感動するのです。
感動させる工夫、もっとファンになってもらう工夫は、たくさんあります。その手法をたくさん学び、あなたのピアノ教室でも無理なく取り入れられるものは、どんどん取り入れてみましょう。
もし、あなたは健康食品など好きでしたら、「やずや」でも商品を購入してみてください。
ここはまさにマーケティングのプロフェッショナルだと思います。手書きの感想や、定期的に手紙が届くシステムなど、どのようにファンを作っていくかどうかの教科書になります。
「これは、私のピアノ教室にも活かせそうだわ」という新しい視点で、通販会社を見てみてくださいね。いくつも、発見があると思います。