今のピアノ教室をさらに発展させるために、小売業・製造業の発想を取り入れる

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ピアノ教室は、みなさん御存知の通りサービス業です。

この部分はご理解していただいていると思うので、今回は省略します。

 

人気のピアノ教室は、サービス業ということも理解して徹底していますが、さらに、小売業や製造業の発想を教室に取り入れています。

 

小売業の発想を取り入れるとはどのようなことでしょうか?

 

小売業の発想とは、お店の雰囲気を作るということです。

小売業は、それぞれテーマにあったように販売スペースを飾り付けしています。

20代の女性がターゲットの場合は、オシャレなサロンのように演出。

子供売場では、子供が好きそうなキャラクターなどを貼って、明るく楽しい空間を演出。

これが教室内が病院のような雰囲気だとちょっと寂しい感じがしますよね。

小売業は直接接客するのではなく、その前の段階で、心地良い空間をつくり、商品が売れるように導いています。

小売業の発想とは、空間を演出するということです。

 

ピアノ教室でもターゲットとなる生徒さんが落ち着く居心地のいい空間を作るということも、大事な要素となります。

特に体験レッスンなどは、入会するかどうかを決める1番重要なタイミングです。

このときこそ、小売業の発想(心地良い空間づくり)を意識するべきだと思います。

 

では、製造業の発想とは、どのようなことでしょうか?

 

それは、サービスを高いレベルで均一化をしていくということです。例えば、うちが取り入れている絶対音感コースなども、サービス均一化の1つだと思います。

製造業は、1000個商品を作るとしたら、すべて効率的に顧客が満足のいく商品を作っていきます。

先生が1人のときは、特に問題ないかもしれません。ピアノ教室の場合、商品はあなた自身ですので自然とサービスは均一化されています。

しかし、他の先生を雇った場合などは、この製造業の考え方を持っていないと、教室は発展していかないといっても過言ではありません。

魅力的なコースを作るということも製造業的な発想ですね。製造業はサービスを提供できませんので、すべて商品開発とそのクオリティが勝負です。

ピアノ教室でも、名前を聞いただけで入りたくなるような魅力的なレッスンコースの開発、またその名前に負けない期待通りのカリキュラムを提供することで、教室はさらに1歩発展させることができます。

 

 

ピアノ教室はサービス業ですが、小売業の発想(空間の演出)、製造業の発想(魅力的なレッスンコース開発)を取り入れることこそ、お客様の支持を得て繁盛するための近道なのです。
 

 


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