行動してみる。すると目標が見えてくる。
どんな人でも、はじめてのことをするとき、目標なんて見つからないことが普通です。逆に明確な目標があったらおかしい。
たとえば、ゴルフをまったくしたことがない人がいます。ゴルフをしたことがない人はよくわからないかもしれませんが、18ホールを廻って、100以内のスコアになれば、素人としてはまあまあだと思います。
でも、ゴルフの知識がまったくない段階で「100を切ろう!」と思ってもピンときませんし、まったく意味がありません。仮に150を切ろうといってもピンとこないはずです。それは、自分が今、どの位置にいるか理解してないからです。もしかしたら、ゴルフの才能がすごくあり、80ぐらいでコースを回れる人かもしれませんし、まったくセンスがなく150以上のスコアになるかもしれません。
一度も行動したことがないから、自分自身のことを理解できてないのです。
1度でもコースをまわると、「次回はこれくらいのスコアになりたいな。どんな練習をすればなれるのかな?」などを考え出します。
人によっては、「パットを練習したほうがスコアが縮まりそうだ」と思うかもしれないし、ショートアイアンがうまく打てれば・・・と思うかもしれない。
行動したことによって、具体的な目標が見えてくるのです。
行動すればするほど、自分に足りないものが何か、自分への質問も具体的になってきます。
これは、ビジネスでもいっしょだと思います。
とにかく、下手でもいいから、ひと通りやってみましょう。ゴルフでいったら、18ホールまわってみる。下手すぎるからと途中で止めてはいけない。下手でもいいから、18ホールまわってみると、次の課題がみえてきます。
自分が今、どんなことができるのかを理解することによって、次の1歩が見つかります。